製品紹介
本音声合成モジュール(Speech synthesis broadcast module)は、ワールド・オブ・モジュール・シリーズ(World of Module Series)の一つです。
主要なブロックブランドと互換性があり、いつもの方法で他のブロックに接続することが可能です。
音声合成モジュールは、高集積の音声合成チップ(XFS5152CE)を搭載しており、英語と中国語の音声合成を実現するとともに、英語と中国語の混合読みにも対応しています。※ 日本語の音声合成には対応しておりません。
4つのエンコード方式に対応しており、GB2312」「GBK」「BIG5」「UNICODE」の4種類の符号化方式を使用できます。1回の合成量は最大で4Kバイトです。
数字、時刻、日付、分銅、計量記号などの一般的なフォーマットのテキストについては、内蔵のテキストマッチングルールに従って正しく認識し、処理することができます。
音声の再生について、スピーカーを選択することができます。また、ユーザーは、音声放送の速度、イントネーション、音量を自分で設定することができます。
特徴
- 英語と中国語のテキストを合成することが可能。
- 通信はI2Cを使用しており、便利で迅速な操作が可能
- 主要なブロックブランドと互換性あり
- 接続しやすいPH2.0 4Pコネクターを利用、接続の逆転も防止
- ABS素材のブロックには、ブロック穴が配置されている( 上面ブロック穴なし、各側面は2つずつ、下面は4つ)ため、他のブロックに固定するのが自由自在
- 3種類のシングルボードコンピュータ用拡張ボードを用意( micro:bit、Arduino UNO、Raspberry Pi Pico)
- 接続しやすいPH2.0 4Pコネクターを利用、接続の逆転も防止
仕様
項目 |
詳細 |
型番 | PPYA-6000400163 |
動作電圧 | 3.3V / 5V |
制御方式 | I2C (IIC) |
インターフェース | PH2.0 4P |
音声合成チップ |
XFS5152CE |
ピン VCC |
電源、3.3V, 5V |
ピン SCL |
IIC タイミング送信インターフェース |
ピン SDA | IIC データ送信インターフェース |
ピン GND | グランド(Ground) |
IIC rating | 50kbit max |
寸法 | 32mm x 48mm (モジュール本体) |
重量 | 39g(収納ボックスを含める) |
製品パッケージ | 収納ボックスあり(プラスチック製)57 x 55 x 36mm(目安) |
内容
収納ボックス (Packing box) |
1 |
音声合成モジュール (Speech synthesis broadcast module(World of Module Series)) |
1 |
PH2.0ケーブル (30cm)( 両側PH2.0 4Pコネクター) (PH2.0 cable) |
1 |
ブロックボルト (Block Bolts) |
4 |
関連ドキュメント
英語ドキュメント
micro:bitのご利用参考情報
互換・対応情報
項目 | 詳細 |
利用可能micro:bitのバージョン |
micro:bit v1.5 micro:bit v2.0 micro:bit v2.2 |
MakeCode対応状況 | ブロックプログラミング(ビジュアルプログラミング)対応 |
パッケージ・ライブラリ
MakeCodeでプロジェクトを作成し、「拡張機能」にて下記の文字列を入力することで、パッケージをダウンロードしてください。
- Makecode用パッケージ:https://github.com/YahboomTechnology/Speech
本製品を利用する際、他に合わせて必要な機材
必要な機材 |
数量 |
1 |
|
(ワールド・オブ・モジュール・シリーズ) |
1 |
USBケーブル(Micro USB) (micro:bit basicをご購入の場合、セットに含まれますので、別途購入が必要ございません。) |
1 |
USB電源 (PCのUSB利用可、1A以下推奨) |
1 |
(レゴモデルのブロック) (必須ではない) |
1 |
ワールド・オブ・モジュール・シリーズ(World of Module Series)の概要
ワールド・オブ・モジュール・シリーズは、皆さまが慣れ親しんだレゴモデルでビルドされたブロックと互換性があります。micro:bit、Arduino UNO、Raspberry Pi Picoで、モジュール・センサーをコントロールし、サーボモーターとブロックを合わせて様々な創作を行うことが可能です。
ブロックで好きな構造物を構築し、micro:bitに対してプログラミングをして、各種モジュール・センサー、サーボモーターをコントロールすることで、これまでにないクリエティブな創作をしてみませんか。